西の横綱に初挑戦～第17回村岡ダブルフルウルトラランニング～2014/09/28

村岡ダブルフルウルトラランニングに挑戦してきました。
初めてのロードウルトラ100km、それも西の横綱と呼ばれる日本屈指のハードなコース。。。らしいですw

前日にチームのみんなと一緒にバスで現地入り、前泊～宴会の流れで行きたかったけど、半期決算棚卸しの日とバッティングして残念ながら仕事。。。幸い村岡から近い豊岡の義父宅にお世話になることに。

当日は２時起きで準備してきたテーピングをペタペタと施し、準備万端で出発、３時半に会場入りして受け付け、ゼッケン貼り付け、朝食のおにぎりを済ませ、スタートラインに整列。

ここでチームのみんなと出会い、健闘を誓う。
目標は１２時間！

さぁいよいよ５時スタート！

事前に配布された熊除けの鈴が早朝から「チリチリン」と鳴る中、近隣のお宅では提灯を点けて声援を送って下さる。

「。。。なんてステキな大会なんやろ」

コース前半はハチ北方面へリズミカルにアップダウンを繰り返し、やがて夜明けを迎え、山の中腹からは雲海が望める。

27km過ぎ、８時前に66kmスタート地点である福岡地区を通過、ここでスタート直前の66km組の声援を受け、気持ちが昂ぶる。

さらに見覚えのある顔が！　チームのＫ﨑さんとハイタッチ！

「。。。なんてステキな大会なんやろ」

当日の天気は晴れで夏日の予報、そろそろ暑くなりそうな気配。

35kmを超えると猿尾滝方面へ。

ここの折り返しで先行するＵ島さんとＮ本さん、後方のＯ崎さんとすれ違い、アイコンタクト。

猿尾滝のエイドで流しそうめんをいただき、炭水化物と出汁が身体に染み渡る。

身体の調子も悪くないし、45km辺りからは蘇武岳への上りなので、歩きで休めるしw

ここまでは順調にサブ１２ペース！

蘇武岳への上りの道中、一人一人の名前とゼッケン番号を書いた立て札があり、「がんばれ」って書いてある。

「。。。なんてステキな大会なんやろ」

さらに草原に放牧されて草を食む但馬牛の群れ。。。なんか癒やされる。

ようやく50km地点の蘇武岳展望台に到着、長かったなぁ。

相当お腹が減っていたので、巻き寿司をいただき、先を急ぐ。

ここから下りと言っても細かなアップダウンがあり、ラン＆ウォークの繰り返し。

ふと声を掛けられ振り向くと、チームのＫ次留さんが。

なんでも腰を痛めて走れないらしい。。。リタイア、残念です。

しばらくすると、Ｈ山さん、Ｎ村１号さん、出腹さんに追いつき、さらにＯ幡さん、Ｏ原さんの応援に感激！

「。。。なんてステキな大会なんやろ」

それにしても、あ－－－腹減った！あ－－－長かった！　

ようやく到着した72km地点の射添会館でおにぎりと梅干しを頬張り、リスタート！

しばらくすると、但馬大仏で有名な長楽寺へ。

大仏さんを参拝して三体ある大仏さんの周りを回って、再びエイド！！

あ－これは誰かが言っていた有名なおはぎと漬け物のエイドかぁ！？

みんな茶店のごとく着席してくつろいでいるw

失敗したゎ。。。さっきのエイドでおにぎりいっぱい食べてもうた。。。

ここのエイドはパスして出口で応援に駆けつけてくれたＦ本さんにコールドスプレーをしてもらい、元気をもらい、再びコースへ。

もう既に太もも前部がパンパン、股関節もだるい、右足のハムにも違和感。。。故障ではなく疲労。

思えばほとんど平地がなく、上っては下り、平地に出ればすぐに村中に入ってまた上り下りの繰り返し。

脚にはキツイよな。。。でも不思議と気持ちは折れてない！

この後もＹ本さんとしばらく談笑しながら歩を進め、Ｋ滝さんは故障して走れないみたいだけど、なんとか完走を期待して先に進む。

81km地点のあけぼの山荘でＨ野さんとＵ島さんにようやく追いつく。

そして最後の食事、カレーとおにぎりでお腹を満たして最後の20kmに挑む！

90km付近、やっぱり平地は暑い。。。早く上りが来ないかなぁ。。。歩いて休む理由を探すw

一二峠（ほいとうげ）の上りでＴじさんと挨拶を交わして、さぁ最後の下り！

しかし下りはキツイ。。。太ももが悲鳴を上げるが、それを上回る充実感。

残り3kmからの緩やかな下りはさらにスピードに乗り、笑顔でゴールを駆け抜ける！

11:50'47"！　サブ１２！

キツイ！　でもめっちゃ楽しかった！　

先にゴールしたメンバーから祝福を受け、後続のメンバーを待つ。

やがて制限時間の１９時が近づき、１０秒前に証明が消されてカウントダウン！

花火とともにレースが終わった。

「。。。なんてステキな大会なんやろ」

これだけ素晴らしいホスピタリティとハードなコース、またまた忘れられないレースになりました。

いつもの様に主催者に感謝、村岡の人々に感謝。

お義父さん、お義母さん、３日間ありがとうございました！

そして、チームメンバーに感謝、家族に感謝。

第20回大会の勇者への道120km！

ぜひ挑戦したいなぁw