山小屋に泊まろう!~大峰山系縦走2日目~2013/05/05

そして二日目の朝。

3時頃に再び目が覚め、ロフトから降りてトイレへ。
広島からきた女性ソロトレッカーが出発の準備をしていた。
小屋の外へ出ると、キレイな星が見えているのに風は強いし、辺りはスゴイ霧!?

「気をつけて!」彼女に声を掛けて寝床へ戻る。

準備に時間がかかるので、ひとりで一時間早く4時起きの予定。
ウトウトしながら、そろそろ4時。

寝袋と周辺を片付けてると、師匠が「何時や?」
すかさず「4時です」
「そーか!1時間で準備できひんから、起きよか!」
「えー!!」「せっかく時間をつくったのに...」

あわてて朝ご飯の準備。お手軽に定番の棒ラーメン卵入り。
やっぱり、旨ーい!
















しばらくすると、彼女が4時半頃に小屋を発つ。

ご来光の時間を気にしながら、ドタバタと片付けの最中、師匠から「ご来光ーーー!」

慌ててカメラを持って小屋の外に出るも、あー時既に遅し...お日様はもう昇ってます。
残念...でも今日はめっちゃ快晴!













結局、5時過ぎに出発。
昨日、撮り忘れた行者還岳の山小屋はこんな感じ。(朝日を浴びてます。)













今日、先ず目指す山は弥山(みせん)...遠いやん。













昨日とは全然違う緩やかなアップダウンの稜線を歩く。
荷物がだいぶ軽くなった分、足取りも軽い。













歩いて一時間歩くかどうか、彼女に再会。
今日もゆっくりと行くみたい。

やがて弥山の麓へ。
ここまでは急な登坂もなく順調に。

ところが、出た-!どこにでもある名物の丸太でつくった急な階段。
ひたすら足下を見ながら、ストックを目一杯ついて登る。

あーやっと弥山に登頂。
ここの小屋周辺は整備されてて不自由を感じない。













空腹を感じ、ちょっと腹ごしらえ。
楽しみにしてたマネケンのワッフル♪












山頂の弥山神社へのお参りを済ませると、広島の女性ソロトレッカーが登頂!

「がんばったねー」
「ありがとー」「お世話になりました」
「また会えるといーね!気をつけて!」

言葉を交わして別れる。
そしてザックをデポして、いざ近畿最高峰へ。
(写真で高さを感じないのは腕のせいです。)













残雪がいい感じ。













ザックがない分、身体が軽ーい!
どんどん登れる!

近畿最高峰の八経ケ岳。あっけないほどの登頂。
やっぱりライトウェイトは偉大や!













めっちゃえぇ天気やし!

振り返ると昨日歩いてきた大普賢岳が見える。
へーあんな山歩いてきたんか...やっぱり尖ってる。
(一番高い山の手前から順に大普賢岳、小普賢岳、日本岳、次は...わすれた。)













ここの山は奥が深い。by D橋さん













八経ケ岳の山頂を堪能して再び弥山、そして帰路へ。

一気に下るものの、この階段を下るのも苦痛ながら、登ってくる人も0!
こっちから登るのもきついよなー!
今は途中まで車で行ける為、弥山や八経ケ岳に登る人もこの登山道を利用する人も少ないみたい。

一気の下って狼平(おおかみだいら)の山小屋へ!
狼平の地名の由来は、ニホンオオカミが日本で最後に見つかった所かららしい。
川の水も飲めます。













ここから下ると緩やかなアップダウンのシングルトラック。
ちょっと危険な崩れた場所もあるけど、走れる雰囲気。
実際に4~5名のトレイルランナーとすれ違う。

林道を越えて下ると、急激な長い下りが...
無理に取り付けた階段の歩幅があまりにも大きく、足腰への負担が半端ではない(泣)
跳ぶ様に降りるので、ヒザが...ヤバイ!マジ痛い!














気持ちよさそうな川を横切ってバス停へ!
広島から来た女性ソロトレッカーも無事ゴールすることを祈りつつゴール!













天の川温泉に寄って汗を流し、ビールを飲んで帰路へ。
バス、電車を乗り継いで天王寺で祝杯!

お疲れ様でした!
ここで出逢った皆さん、ありがとう!
楽しかったです♪

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